2014年09月10日

「富岡製糸場」へ研修旅行

つい先日の9月8日に、今年の研修旅行として、
群馬県の「富岡製糸場」に行ってきました。

「富岡製糸場」へ研修旅行

富岡製糸場といえば、小学校の社会科の教科書にも出てくる、
明治時代の近代日本工業の礎を築いた象徴のような存在です。

今年の6月には世界遺産にも登録され、名実ともにいま最もホットな史跡観光スポットになっています。

「富岡製糸場」へ研修旅行

この日も、平日にかかわらずたくさんの観光の方々がいらっしゃいました。

ちなみに来館者数は、8月末の時点ですでに昨年の数を大幅に超えるほどの盛況さだそうです。

恐るべし世界遺産効果!(笑)

「富岡製糸場」へ研修旅行

実は、私たち青年部はこの「富岡製糸場」という史跡をただ単に観光として訪れた訳ではないんです。

私たち伊豆の国市の史跡「韮山反射炉」は現在、、「明治の産業革命遺産 九州・山口及び関連地域」の構成資産として、世界遺産国内推薦資産に決定しています。

市の自治体ともに世界遺産の登録に向けて力を注いでいます。

そのような理由から、規模や知名度は違うものの、ある意味「富岡製糸場」が世界遺産に決定するまでの歩み、それから、登録決定後の自治体や近隣商店の取り組みなどを直に見てみようという研修となったわけです。

「富岡製糸場」へ研修旅行

見学終了後には、地元の富岡市商工会議所にお伺いしました。

「富岡製糸場」へ研修旅行

そこで、事務局長の小板橋さんから、
世界遺産登録前と後の地域の商店や工業にどれだけの変化があったのか?

また世界遺産後の富岡製糸場という大きなブランドを生かしたソフト作りなどの秘話も聞くことができました。

この商工会議所の受付前にあった、

「富岡製糸場」へ研修旅行

富岡製糸場あぶらとり紙もそのひとつ。

絹糸の魂である「繭(まゆ)」、それから養蚕農家の想いを込めて、
富岡産シルク100%のシルクタンパク液を使用したオリジナルの商品だそうです。

ブランドを最大限生かしながらの地域活性化はもとより、
もともと観光地でない富岡市が、観光客に優しい町ぐるみの取り組みもしっかりと考えてらっしゃいました。

強いては、群馬県全体の観光スポットとの連携も視野に入れる大きなプロジェクトにも感じられました。

世界遺産というブランドにあぐらをかかないというような考え方も共感しました。

今回の研修旅行も多くの気づきを得ることができました。

お忙しい中、丁寧にお話をしてくださった
事務局長の小板橋さんをはじめ、富岡市商工会議所の方々に最大限の感謝を贈りたいと思います。

どうもありがとうございました!!








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Posted by 伊豆の国市の若い衆 at 19:03│Comments(0)報告
 
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